久しぶりに家族とうなぎの贅沢でございます。
自分ひとりだとまず選ばないジャンルなので(貧乏性)、こういう場に便乗です。
今回お邪魔したのは、愛知県春日井市 「うなぎ屋たむろ 本丸 春日井店」 。
まず外観がなんだかすごいです。

だって本丸だもの。(?)

遠くからでも「あれ何の店?」って気になりますよね。
2018年にリニューアルとありますが、この入口の造りは元からのオリジナルを継承している、と誰かが言っていたような。
ちなみに店舗はここ春日井店の他に、北名古屋と各務原にもございます。
昔ながらの“素材と焼きで勝負”はもちろん、空間づくりにも本気でこだわってるお店という印象。
入った瞬間から雰囲気よき!
入口を入ると広い土間があって、そこが待合スペースになっています。

靴を脱いで上がります。

店内は個室と、カーテンで目線の遮られた半個室。

おしゃれなジャズが流れていて、うなぎ屋さんとは思えない落ち着いた雰囲気です。
最初に出てきました、お茶とうなぎの骨煎餅。

お茶はしっかり美味しいー。
骨煎餅は香ばしくてつい手が伸びます。
鉄の急須もずっしり重くて、細かいところまでこだわりを感じました。

利便性だけならない選択ですよね。。。
卓上には豆腐用の醤油と抹茶塩がセットされてます。

幻のメスうなぎ、その名も「艶鰻(えんまん)」
メニューに“幻のメスうなぎ”と書かれています。

気になって調べてみた所、養殖うなぎはその育つ過程により、どうしてもオスが多くなってしまうそうで、メスは希少、かつ大きくて脂のノリも良いので美味しいんだよ!との事。
「艶鰻」という名前はブランドだそうで、養殖が盛んな三河地区の→さらに一色町の→その中でも品質の良いものだけに与えられる称号なんだとか。
的矢の牡蠣の浄水技術、三河のうなぎ、鳥羽の真珠の養殖技術…
この地域は単純に「獲れる!」とか「新鮮!」といった土地の恵みだけでなく、加工したり育てたり手間暇かける事を厭わない人々に支えられてきたんだなあ、と個人的に感じたり。。。
まずは白焼きからスタート
うなぎ屋さんに来たら、まずは白焼きです。

外はパリッと、中はふっくら。
レモンとわさびとちょっとのお塩でさっぱりいただくのが最高に贅沢!
天然物だと泥臭さが残ることもあるそうですが、逆に養殖だからこその安定品質なのかも。
ほんと魚とは思えないほどふわふわで、癖がなくてとても美味しかったです。
名物「ワサビ菜まぶし」を注文
せっかくなので、たむろさんの攻めメニューのひとつ「ワサビ菜まぶし」を注文しました。

ひつまぶしの名古屋らしさに、ワサビ菜の爽やかさが加わってとても良いバランスです。

あらかじめ調味されたわさび菜は、甘辛さと清涼感が絶妙!
蒲焼との相性も良くて、お箸が止まらない。。。
もちろん最後はお出汁をかけてお茶漬け風にいただき、食べ方のバリエーションも楽しめました。

マニュアルもあるよ!
よだん。
鰻丼は江戸中期、平賀源内の土用の丑の日キャンペーンで広まったという話は有名ですが、ひつまぶしはそれより随分後、明治〜昭和初期に名古屋で生まれたそうでございます。
当時出前が多かったんだけど、瀬戸もののどんぶりは重いしすぐ割れるしちょい不便。
木のお櫃に変えて、更に少し小さめに切って混ぜ込む事で食べやすく更にふっくらましまし。という大発明(?)。
(その他にもいくつか理由はあるようですが割愛)
オリジナルはあつた蓬莱軒or錦のいば昇が、どちらも「うちが一番」と主張されているそうですよ。
さておきお豆腐もお漬物も美味しかったです。

デザートのほうじ茶アイスは香り香ばし、甘さすっきり。

お茶スイーツほんと好きー。。。
贅沢な時間でした
個室でゆっくりのんびりお食事を堪能して、本日のお会計11,000円ぐらい。
ちなみに今回購入していませんが、たむろさんの商品券を購入してそちらで支払う事でもう少しお値打ちになるそうです。
頻繁に来られるお店ではありませんが、だからこそ一回一回が贅沢で、しみじみと満たされる時間でした。

いやそれにしても、今や贅沢ご飯の代名詞「うなぎ」が、昔は見向きもされなかった魚だったなんて本当に不思議ですね。。。
蒲焼を考案した料理人さんと、平賀源内の発信力に感謝。
本日もごちそうさまでした!
うなぎ屋 たむろ 本丸 (うなぎ / 春日井駅(JR)、間内駅、牛山駅)
テイクアウト総合点★★★★☆ 4.0