恵那市 林昌禅寺内「寺喫茶さざ」にて、
静かなコーヒーブレイクの備忘でございます。
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青空をバックに紅葉と白い観音様の美しい、秋の林昌寺。
本堂左手の離れが喫茶室となっています。
お邪魔しまーす。
恐らく住居として利用されていたのかと思います。
昔ながらの、畳敷きの広間と
仏間だったんでしょうか、仏様がズラリ。
二間合わせてテーブルが5つぐらいでしょうか。
いずれも座布団ではなく、正座いすが準備されています。
これが、殊の外らくちん!
梅湯とお茶菓子のドライフルーツがやってきました。
この季節にお冷ではなく温湯、それだけでまずほっこり。
ちなみに梅湯の言われは
禅寺の習わしなんですね。
ほのかな酸味と甘みがお口にしみわたるー。。。
お茶うけ、またはオブジェ(?)かと一瞬思った卓上の金平糖。
お砂糖代わりなんだそうです。
周囲に香るお線香の香り。
音楽はなし、BGMはお客さんの歓談と、時折木々を揺らす風の音。
薄暗い室内で、のんびりコーヒーを待っていると
自然と気持ちが穏やかになっていきます。
本日のオーダー。コーヒーと季節限定、ほおずきのムースです。
金平糖の入った小さなカップと(いうかほぼおちょこ)に
ちょっとづつ注ぎながらいただきます。
ウォーマーで温められているので、常に適温、
しかもちょっとづつ注ぐから絶対冷めないんですよね。
自分みたいにゆっくり、時間をかけて飲みたい派にはとても嬉しいスタイルです。
ほおずきを混ぜ込んだムースに、甘く煮たほおずきと猫のクッキーが乗ってます。
あしらいも秋らしくてものすごくかわいい!
ちなみに。。。
ほおずきって妊婦さん食べちゃダメとかって話なかったっけ。。。
と思って調べた所、「観賞用」と「食用」は違うから大丈夫、との事。
(食用は近縁種の「ぶどうほおずき」という種類なんだそうです。)
お味はすっきり爽やか。
重すぎず甘すぎず、おいしかったです!
こちらは本堂前の、恐らく喫煙スペース。
境内はいずれの場所もきれいにお手入れされていて、とても快適。
喫茶で一服したら、本堂にお邪魔してご本尊様に手を合わせる、
癒されつも背筋の伸びる素敵な時間でした。
ちなみに作務や写経なども体験できます。
一層仏様と近くなれそう。
本日もごちそうさまでした!